学生時代、英語が苦手だった私はそれを克服しようと夏休みという長期休暇を利用してカナダへ留学する事に決めました。保守的な性格だった私の決断に家族は驚いていましたが、大胆な行動に出た私を評価し、快く送り出してくれる事になりました。
実は英語は日常挨拶が最低限できるぐらいで、簡単な会話文も頭の中で文章を組み立てるという作業ができず、理解している単語を拾うだけで自分から話す事も難しい状況でした。
しかし、だからこそカナダへ留学し、語学を学ぶのだと決心。本当はアメリカという選択肢もありましたが、私見ですが人種のサラダボウルとも呼称されるアメリカですから、言語は一つくくりにならず、様々な言葉が飛び交っているイメージがあり、それに自分が対応できず右往左往する姿が簡単に想像できてしまったので取りやめました。
しかし、いざカナダへ留学してみると苦手だった英語以外に、はい、いいえすらわからないフランス語が飛び出す事があり、咄嗟の対応も上手くできず、固まってしまう事が多くありました。
けれどカナダの人達は気が良い人達ばかりで、私が固まってしまうとジョークだと思ったのか、私と同じように固まる動作をしてくれて私は笑ってしまいましたが、緊張がほぐれて落ち着いて会話する事が出来ました。ある時にはあまりにも自分の言いたい事が伝わらなかった為、ボディランゲージで意思の伝達を試みた事があります。語学は英語が上達したと言える範囲ではありませんでしたが、素晴らしい経験をしたと思います。